相続手続きについて(いろいろな手続き)
相続手続きには様々な手続きがあります。
死亡診断書を病院から受け取ることも相続手続きの一つですし、
死亡届を役所に提出する等、これは通常は葬儀屋さんが行ってくれることが多いですが、
お亡くなりになった瞬間から様々な手続きが発生します。
人生において、相続手続きを何度も経験する人は少ないでしょう。
一般的には多くても2,3回ではないでしょうか。
そうすると、何を行えばよいのか、期限がある手続きがあるのか、
自分一人で進めてよいのか、誰に相談すればよいのか、またそれらの優先順位等々わからないことだらけです。
当事務所にご相談にこられた方には以下のご説明をさせていただきます。
まず、相続手続きは大きく分けて3つに分かれます。
原則、法定相続人の皆様が協力して行います。
1. 被相続人の事務的な手続き
2. 被相続人の相続財産に関する手続き
3. 被相続人の相続税に関する手続き
死亡診断書を受け取ったり、死亡届を提出したりすることは事務的な手続きに入ります。
また、年金事務所の手続きなどもこの手続きになるでしょう。
基本的には相続人のお一人からの手続きが可能です。
当事務所にてお手伝いできる手続きは「2」の相続財産に関する手続きになります。
相続財産とは、不動産・預貯金等のプラスの財産もありますし、
借金や保証人になっていた等のマイナスの財産もあります。
それらの財産を、最終的に相続人の方に分配(不動産であれば名義変更、預貯金であれば、解約しお振込み等)致します。
マイナスの財産が多い場合は、相続放棄を選択する必要があるかもしれません。
相続人間で、争いが発生している場合は
連携している弁護士の先生をご紹介し、手続きを行ってもらいます。
相続財産の規模により、相続税が発生する可能性がある場合は、
連携している税理士の先生をご紹介し、手続きを行ってもらいます。
このように、相続手続きもいくつかに分類され、
場合によっては弁護士の先生や、税理士の先生を協力し進めていきます。